産科

お産についての考え方

立ち会い分娩

当院では可能な限り、立ち会い分娩を推奨します!
開業以来、多くの方が立会い分娩での出産をされています。
事前の指導を受けなくても、お父様もお兄ちゃん・お姉ちゃんも、家族みんなでの立ち会い分娩が可能です。

自然分娩

当院での分娩のスタンスは、基本的には、できるだけ自然に陣痛がくるのを待ち、自然に近い分娩を目指しています。
ただし、お母さんと赤ちゃんの無事を第一に考え、必要と判断された際は適切なサポートをさせていただきます。

陣痛室では24時間家族の面会ができます。緊急の帝王切開にも24時間対応しております。

LDR

当院の分娩室はLDRを設備しております。
LDRとは陣痛(Labor)、分娩(Delivery)、回復(Recovery)のことで、産前産後のお母さんの負担を減らすために、またリラックスしてお産に望んでいただけるように、陣痛~出産、回復までを移動をせずに一つの部屋で行っていただけるお部屋です。
また当院のLDR分娩室にはBSS(バースサポート)システムを導入いたしました。お産のときに感じる緊張や不安を、陣痛発作時、間欠時、誕生、産後の休息時などのそれぞれの場面で、“音・光・映像”で和らげる効果のある最新のシステムです。
より高いリラクゼーション効果が得られるように研究された分娩監視装置と連動してスムーズで感動的なお産を応援いたします。

バーズプラン

妊娠中にどのよなお産がしたいか、どのような入院生活をすごしたいか、などの希望があれば、ぜひ教えてください。十分に安全を配慮したうえで、可能な限りお母さんの希望にそったお産をサポートしたいと思っております。お部屋にアロマをたてたい、好きな音楽を聴きながら産みたい、家族みんなで立ち会いたい・・・など、まずはどんなことでもいいのでお話を聞かせていただければと思います。「不安でよくわからない、すべておまかせします。」これも立派なプランです(笑)

 

緊急の場合の迅速な判断と対応

当院では、常に最善を尽くし、院内でのご出産を応援します。
ですが、早期の診断にて少しでもリスクがあればより高次の医療施設へ紹介し、遅滞のない診療へと結びつけることができます。 緊急時の搬送体制については地域と密な連携体制をとり、万全を期しています。

緊急時の搬送先

大阪医科大学附属病院、高槻病院、関西医大周産期母子医療センター 等

早期母児接触(カンガルーケア)

早期母児接触(カンガルーケア)を取り入れております。
赤ちゃんが産まれたらすぐにお母さんと素肌と素肌が触れ合うように抱っこしてもらうことです。 この世に誕生したばかりの貴重な時間を一緒に過ごしていただきます。

当院では、赤ちゃんの状態をしっかりとモニタリングし、安全におこなえるように配慮しております。

新生児聴覚検査

当院では入院中の赤ちゃん全員に、聞こえ(聴覚)に対する検査をおこなってます。

赤ちゃんが眠っている間に、赤ちゃんを傷つけずに短時間で安全に行える検査(自動聴性脳幹反応:自動ABR)です。

入院案内

お部屋のご案内

お部屋のパターンは母児別室・同室・半分母児同室よりお選びいただけます。

室内設備

  • 室内トイレ
  • 電話
  • テレビ
  • 冷蔵庫
  • 冷暖房全室完全完備

アメニティセット

  • フェイスタオル
  • スリッパ
  • ボディウォッシュタオル
  • ティッシュボックス
  • シャワーキャップ
  • ヘヤーブラシ

母児同室について

赤ちゃんが生まれて1~2時間はお母さんと赤ちゃんの絆がもっとも深まります。
分娩後早期におっぱいを吸わせ、その後時間を決めず赤ちゃんが欲しがるときに合わせて授乳することは母乳分泌を促すとともに、 お母さんの母性意識を高めます。
当院ではお母様の体調に合わせ母児同室・個室を選ぶことができます。『上のお子様との時間も大切にしたい』と思っているお母様、夜間疲れたときなど赤ちゃんをお預かりいたしますのでご遠慮なくお申し出ください。育児に慣れて安心して退院していただけるようお手伝いさせていただきます。